支援の手法を学ぶ
てんかん患者とその家族への既存支援手法から学ぶことは、私たちの重要な課題のひとつである。
例えば MOSES(Modular Service Package of Epilepsy)は、ドイツで発祥した、てんかん患者のための学習プログラムである。
患者は少人数グループで、専門知識を持つトレーナーの指導のもと、自らの経験を共有し、互いに共感しながら、どのようにてんかんと向き合うかを考える。
参加者は:
- 発作への感情
- 問題克服の経験
- 発作要因への理解
- 対処方法
などを共有する。
てんかん患者は、人前で発作を起こすことによる偏見や心理的負担を抱えやすく、患者同士の対話が大きな支えとなる。
もちろん、ドイツや日本とは生活環境が大きく異なるアフリカ農村社会に、そのまま MOSES を導入することは難しい。
それぞれの社会的文脈に適した支援プログラム開発が必要である。