私たちの研究

うなづき症候群は、寄生虫オンコセルカへの感染にともなう神経症状の一種である可能性が指摘されている。

この寄生虫が棲息するアフリカ河川流域では、住民の脆弱性を高める複数の要因が重なった場合に、てんかん性脳症の流行がおきることがある。

科学研究費補助金「ウガンダ農村社会で生活するてんかん患者とその家族のための包括的ケアのモデル構築」に参画する研究者は、次の二点を研究目標としている。

  • 流行の背景にある紛争や生態環境変化など複合的要因の理解
  • 患者と家族を支えるケア環境の理解

人の一生は、生態的および社会的環境との相互作用の中で展開する。

私たちは、アフリカ農村社会において脳神経障害を抱えた人々が、どのように価値ある人生を実現するのかを問い続けている。